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無知の知 [考える]

「考える練習帳」の中で、
細谷功さんは「無知の知」を重要なキーワードに挙げられていた。

子供のころから聞き慣れた言葉
意味も分かっているつもりだった
「考える練習帳」を読んでいる間も、そんなのは知っているよ、と思っていた

でも、本当の意味を理解していなかった


今、自分が理解していることは次の通り


例えば、忙殺されて、分からないことだらけで、
どうしようもなくなっている状態がある

自分はなんて無知なんだ、、、
そんな無知な自分に打ちひしがれて、ただ嘆いている状態

これは無知の知ではなく、「無能の恥辱」とでも言ったらよいだろうか

ここからは何も次のアクションが生まれない
何も考えていない、まさに思考停止の状態


しかし、「無知の知」を知っている人間はどう考えるか


私にはわからないことがたくさんある
なぜなら、自分という存在が置かれている状況や、見てきた景色などは、
世界の中の、ごくごく一部でしかない
だとすれば、自分が一人で打ちひしがれている状態を解決する術が見つからなくても
途方に暮れて、ひとり嘆く必要はまるでないのである

一度、自分を高いところから俯瞰してみてみれば、
気づかなかった解決策が見つかる可能性は無限大にあることや、
実はそんなに切羽詰まった状態ではなかったことに気づくこともできる

いわゆるメタ視点

それを持てれば、「気づき」を得られることがある

そこに至れるために、「無知の知」を意識することが大事なんだと思う



メタ視点。客観的に、全体を見れる力。
それらの原点は、「無知の知」なのだと、肝に銘じておこう


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